SOBACOって何者?

おはようございます!あなたのいつかを実現する出版ナビゲーターSOBACOこと、傍嶋恵子です。

自己紹介を述べるのに記事3つ目です。早く本題を書く記事に行きたいのですが、やはりその前に、ちょっと私のことお話しておきます。

どうして出版ナビゲータをやっているのか、という背景をお話しますね。

私は、20代の後半に、ひょんなことから出版業界に片足を突っ込み、軌跡としかいえない神様のお導きにより、本を書く事を仕事にしちゃいました。それから、あれよあれよと60冊近くの本を書いちゃいました。分野は、パソコン書籍でした。

ご想像通り、Windows95が発売されてコンピューター革命が始まったとき、多くの人がパソコンを手にしました。

そこで必要とされたのが、パソコンの操作解説書でした。私は、時の流れに乗り、パソコン解説書を次々と執筆しました。新人ライターだったとは言え、お仕事は山のように依頼がありました。

本を書き続けた背景には、そりゃ紆余曲折もありましたし、必死に文章を勉強したこともありましたし……、ですが、そんなこと言っている余裕もなく、とにかく締め切りに追われて書いていたら、随分と書いたなあ、という冊数になっていたのでございます。

中にはベストセラーになったのも何冊かありますし、多いときには、1年に7冊ぐらい出版したこともありました。

もう信じられないほど、人生一度(とは言いたくない、もう一度来て~(笑))のスーパーミラクルな神様からのギフトだったと思います。

もともと、コンピューター関係の仕事は20才の頃からやっていたので、パソコンの専門知識もちょうど持ち合わせていたのですね。Windows95のサポートセンターや、外資系コンピューターのハード面のサポートセンターで技術を習得していたこともありました。

さらに、その中でも、マニュアルを作るのが得意だったのです。

もっと遡ると、学生時代に書いた「金融の自由化」という政治・経済のレポートで100点を取り、先生にすごく褒められたことがあったほど、調べたものをまとめることが好きでした。

多分、こういったことをすべての経験を1つにして活かすお仕事が出版だったのだと思います。

そして、IT関連の解説書を書くという作業は、出版の編集も、文章もすごく学べる仕事だと実感しています。

なぜならば、「わかりやすく・正確に書く」ということが大前提だし、情報を載せるにも、裏付け作業が欠かせないのですね。

「こうこうこうして操作してください」と書いてあるのに、その通りにやっても出来なかった!、となると、そこで本としてはアウトですから。特に、検証が必要なものは、慎重になりました。

文章も必死で勉強しました。最初から、上手に書けたわけではないのです。ほんとに荒削りな、ひどい文章しか書けませんでしたね。

それでも、本は一人で作るものではないので、校正が入りますし、編集者のチェックもありますし、で、なんとかなったというのは事実です(笑)

ちょっとそこに甘えながら、本を書きながら文章の勉強を重ねていきました。そんな努力も功を奏し、後に富山大学でテクニカルコミュニケーション講義の非常勤講師にもなっちゃった、という経験もあります。

本の企画も、自分で考えるものも多く、また、編集者からテーマをもらうこともありで、企画を作ることも普通に仕事としてこなしていましたね。

私がその道で一旗揚げられたのは、、出会った師匠の力もアドバイスも大きく、おかげ様で良い道を進むことできたと思っています。

現在、出版ナビゲーターとして仕事をするのは、このように、自分が企画を作るところから始めて本を書いてきたという経験が大きく関係しています。

本を書く事は、本当に大きなプロジェクトに取り組むのようなもので、やはり一人ではできないことだと実感しているからです。

やはり、編集者がいて「書けましたか?」と催促してもらうことも必要ですし、書いた文章を専門家の目でチェックしてもらうことも絶対に必要です。それに、本のできばえを決める、タイトルや表紙デザイン、ページのデザインなども洗練されたプロのテクニックが採用されることで、グググっと本の内容が活かされます。

そういった一連の作業を肌で感じ取っているので、いい加減な本は作りたくないという思いが強いのです。

ただ、本を書いていたのは12年ぐらいで、途中、休筆した経験があります。

燃え尽き症候群に近いと思いますが、ここ10年間の間、体調を悪くし、ちょびっと深刻だったウツ病と闘っていました。

今は、完全回復しておりますが、心身共に自分が健康になった、と感じられたのは、まだ2年ぐらい前のことだと思います。

でんでんむし出版を始めた頃は、まだちょっと良くなかったですね。回復はそこそこしていましたが。

だから、そういったときに始めた仕事は、どこか無理があったのです。ときどき、何かあるとちょっとウツに入ったりして、そこから浮上できなかったり、毎日疲れがひどくて仕事にならなかったりと。

で、今、本当に今年に入ってから、ガラっと何かが私の中で変わり、一度、自分の直感が示す方向で、他人に惑わされず、仕切りなおそうと決めたのでした。

電子出版をしている会社は、今はたくさんあります。

でも、周囲と同じやり方でやるのも面白くないですし、そもそも、私には業界の経験がしっかりとあるので、そこを強みして「商業出版レベルの質の高い本を作る」ことを私のやり方で目指したいのです。

お金を限りなくかけずに一人で電子出版できることは事実ですが、適当な気持ちで、適当に本を作ると絶対に後悔します。だって、その本は死ぬまで残るのですから。

本を書いて後悔をしたなんてことにはなってはなりません。だから、著者をちゃんと最後まで導いてあげたいな、というのが正直な気持ちなのです。

それにはまず、戦略的なマーケティングプランではなく、自分が何者か、何をしていくのか、何を考えているのか、ということを世間に伝えていかなくてはなりません。

だからブログを始めました。

Facebookも活用していますが、不特定多数にちゃんと情報を伝えるのならば、やはりブログ活用は欠かせませんからね。

ああ、それと、今、ライター活動も細々とですが復活しています。産経新聞社の夕刊フジのデジタル面に時々寄稿しています。

電子出版に関する記事もこれから登場してきますので、お目にとまりましたら読んでくださいませ。

もっと書く事一杯ありますけど、読む方も大変なので、サクっと書きました。え?十分に濃いですか?(^^ゞ

読んで下さってありがとうございます!

SOBACO拝

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投稿者プロフィール

sobaco
sobaco出版コンサルタント・テクニカルライター
でんでんむし出版代表 傍嶋恵子(そばじまけいこ)
1997年より、パソコン普及期に必要とされたパソコン解説書を、テクニカルライターとして13年間にわたって約60冊執筆。豊富なライティングと書籍企画経験や実績を生かして、2013年、電子書籍出版を支援する「でんでんむし出版」を設立。セルフパブリッシングを支援。また、電子書籍の普及による出版事情を考慮し、「本を書く」ということを寛容に捕らえて、現代のおける人々の情報発信の重要性に目を向けるている。「本を書く」というと、多く出版社は「本を作る」ことに焦点を置く。が、コンテンツの指導ができない出版社が多いなか、本の内容に対して指導をし、優良なコンテンツを作り上げるところを強みとしている。

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