【言葉にまとめる力を養うコツ5】自分の1日のニューストピックを作ってみる

こんにちは。梅雨入りした名古屋ですが、青空が広がって気持ちがいいです。でんでんむし出版の傍嶋です。

1つの言葉の背景にある情報を増やせ

1日振り返ってみると、いろいろ行動するといろんなニュースが自分の中で出てきます。

たとえば、歩いていてたまたま見つけたカフェがとてもそしゃれだった、というのもそうですし、子どもと接していたら何かに気付いた、何か自分にとってはショックな出来事があったなど、振り返ると、いろんなことを1日に経験しているのですね。

そんな出来事を全部言葉にまとめようとしたら大変ですけど、その日の自分のニュースとして、一番のトピックを短いフレーズで人につたえることを考えてみると、言葉にまとめる力がついてきます。

どのように伝えるかを考えるとき、たとえば昨日の私ならば、一番のトピックは、「新しいオフィスの会議室がとても雰囲気が良かったことに感動した」ということです。

ただ、これでは事実に過ぎませんので、このときの感情や様子をもう少し細かくとりあげて、それをニュースとしてまとめてみるのです。

じゃあ、なぜ感動したか。

  • 会議室が綺麗である
  • 大きさがちょうどいい
  • 落ち着く雰囲気なので、話も落ち着く。
  • お客さまを招くとき、目に入るものから得る感覚はやはり大切にしたい。
  • 今まで使っていたオフィスは、オーナーの私物がたくさんおかれていて整理整頓ができていなかった。スタンドの鏡が汚れている、お客さまを招く環境としては雑然としていたため、我慢をしている自分がいた。

ということがあげられます。

そう、1つのニュースになる背景は考えるとたくさん出てきます。

「感動した」というのがニュースならば、感動する理由を掘り下げてみる。そうすると、言葉にする材料が増えてきますね。

そうなると、

「仕事環境を整えることは大切だ!新しいオフィスにしたことで、無意識にためていたストレスが解消された」

というのがニュースになります。

情報が多いほうが言葉は豊かにある

最初の、

「新しいオフィスの会議室がとても雰囲気が良かったことに感動した」

というフレーズと、

背景を込めてまとめた、

「仕事環境を整えることは大切だ!新しいオフィスにしたことで、無意識にためていたストレスが解消された」

というフレーズでは、随分印象が変わります。

 

たとえば、聞き手がこれを聞いたとき、最初の場合では、「ふーん、良かったね。」と返すぐらいでしょう。

しかし、いろんな意味あいを入れて、後者のようにトピックにすることで、「そんなにストレスがあったの?」とか、「前の仕事環境は悪かったの?」と疑問を持ってくれやすいです。

そうすると、そこから会話が発展しますね。

文章ならば、そこから話を展開してもっと綴っていくことができるはずです。

こういった言葉にするための情報をたくさんそろえれば、それだけ話題性をあげることができるということです。

また、情報が含まれていることで、それを聞いた人にも興味を抱かせることができるのも事実です。

 

言葉にまとめることが難しいと思う原因の1つは、「情報がすくな過ぎること」。

だから単調な言葉にしかならない。しかし、たくさん情報があれば、なんとか、短くまとめようと考えます。

これが言葉をまとめる力を養うことにつながるのです。

 

1日のニュースを少し掘り下げて振り返ってみる、それをまとめる、というのは結構良い練習になると思います。

お子さんの作文指導にも役立つ考え方ですよ(*^_^*)

 

コツ5

1日にニューストピックを短いフレーズでまとめる練習をする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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投稿者プロフィール

sobaco
sobaco出版コンサルタント・テクニカルライター
でんでんむし出版代表 傍嶋恵子(そばじまけいこ)
1997年より、パソコン普及期に必要とされたパソコン解説書を、テクニカルライターとして13年間にわたって約60冊執筆。豊富なライティングと書籍企画経験や実績を生かして、2013年、電子書籍出版を支援する「でんでんむし出版」を設立。セルフパブリッシングを支援。また、電子書籍の普及による出版事情を考慮し、「本を書く」ということを寛容に捕らえて、現代のおける人々の情報発信の重要性に目を向けるている。「本を書く」というと、多く出版社は「本を作る」ことに焦点を置く。が、コンテンツの指導ができない出版社が多いなか、本の内容に対して指導をし、優良なコンテンツを作り上げるところを強みとしている。

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