満足がいく本ってどんなもの?

人は、自分が喜びに溢れているとそれを人に伝えたくなります。「聞いて聞いて!」「見てみて」というように、伝えたくてしょうがないですね!本を書いた後も、ぜひそうなって欲しいと願う、でんでんむし出版の傍嶋です。

 

喜びはそれまでの苦労や疲労を上書きする

さて、本が出版されると、どれぐらい嬉しいかというと、子どもを産んだことがある女性が言うには、「子どもを産み落としたぐらいのすごい喜び!」言います。

子を産むときの苦しみは経験した人しかわからないものですが、それだけ苦しい思いをしても、我が子を抱いたときには、もうその苦しみは忘れるそうです。

本を書くこともまたこれと似ていて、自分が書いた本が形になり、発売されたとき、その喜びはひとしおです。なんともいえない達成感を味わうと、それまでの執筆の苦労もどこかへ消えちゃうのです。

嬉しさで良いエネルギ-で過去が塗りかえられるというのかしら。

私も、過去のたくさんの本を書いてきましたが、本の執筆中はそりゃ苦しいものです。逃げ出したいけど逃げられない中で、なんとかお尻をたたかれながら原稿を書き、書き上がったときにはもうヘトヘト。

でも、それがゲラとなり形が見えてくると、その疲れも嬉しさに上書きされていきます。

そして、見本を手にしたとき、達成感に溢れて、一安心とともに嬉しさがこみ上げます。

こんな達成感を味わうのならば、本を書くと良いですよ!

と、言いたいところですが、現実、誰もがそのような気持ちで自分の本と向き合えるわけではないかもしれません。

本を書いても嬉しくない、自分が書いた本をみたくないという心理の原因はなに?

執筆期間中に起きるできごとが心の傷となり、本ができても達成感よりも疲労感のほうが多く、嬉しくもないということもあります。

出した本に対して、自分が満足していなければ、手元にやってきた本を開くことはないかもしれません。

実は、私もたくさん本を執筆する中で、やっつけ仕事でやった本や言われたから書いたという本は、開こうとも思わないし、本棚のどこかへ影をひそめてしまったものです。

書いた本が満足がいかないのは、編集者との関係の中で発生するトラブルだったり、意見のすれ違い、意思の疎通ができないといったことがほとんどだったと思います。あるいは、自分が心から書きたくてしょうがないとうものでなく、仕事だから書いたというもの。

本を作る過程において、企画出版の場合は、必ず編集者がつきます。

私が書いて満足をした本というのは、全て編集者との関係性が良かったです。

編集者といえど人間ですから、中には相性が合わない人もいますし、タイプ的に好きになれない人もいます。

だから、「仕事だから」と割り切っても、その部分のエネルギーが反発しあうと、本も良い本にならないのですよね。

それは、外側からみたらちゃんとした本かもしれません。でも、たいてい、合わない編集者と仕事をした本は売れていないです。

私は、不愉快な思いをしたまま出版にいたった本が一冊あります。それは、確かに、本が出版されてからほとんど開いていないと思います。今見ても、開く気になりません。どうもその頃のことが思い出されるのと、また、やはり編集者とのすれ違いで、内容に対して、自分が満足がいかない形になってしまったということもあげられますね。

スピリチュアルな話ではないですが、ある意味、本当にしっくりとくる関係性の編集者の方と作った本というのは、おかげさまで、ほとんどベストセラーになっています。

たぶん、そのときの互いのエネルギーの波動が良かったことがひとつあると思います。

最近、自費出版して満足がいっていない人の話を聞くと、やはり、担当者とのやりとりや、相手の会社に対する不満が心に残っていて、結局、本を書いた喜びがそれを上書きすることができなかったというパターンが多いです。

私たちは、何をやるにしても、人と関わります。関わる人とのエネルギーが良ければ、やっぱりそれは良い方向へいく。でも、エネルギーがあわなければ、ただ普通に時間がすぎるか、悪い方向にいってしまいます。

良い本を書くコツの1つは、まず、担当者となる人、あるいは会社の実態を判断されると良いですね。

すべては自分の選択次第。そして、良い出会いをするのも、自分の波動の向け方次第。

そういう意味で、私は、自分と会わない人と仕事をすることはしません。そう決めているから、自分に合わない人は、お客さまとしてやってこないですね。やっぱり、すべてはエネルギーの波動の世界だと思うのです。

 

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投稿者プロフィール

sobaco
sobaco出版コンサルタント・テクニカルライター

でんでんむし出版代表 傍嶋恵子(そばじまけいこ)
1997年より、パソコン普及期に必要とされたパソコン解説書を、テクニカルライターとして13年間にわたって約60冊執筆。豊富なライティングと書籍企画経験や実績を生かして、2013年、電子書籍出版を支援する「でんでんむし出版」を設立。セルフパブリッシングを支援。また、電子書籍の普及による出版事情を考慮し、「本を書く」ということを寛容に捕らえて、現代のおける人々の情報発信の重要性に目を向けるている。「本を書く」というと、多く出版社は「本を作る」ことに焦点を置く。が、コンテンツの指導ができない出版社が多いなか、本の内容に対して指導をし、優良なコンテンツを作り上げるところを強みとしている。

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