質の高い電子書籍を制作し、kindleで出版するサービス

電子書籍制作・kindle出版サービス

このサービスは、「書籍執筆支援」を受けられた方を対象としたサービスです。原稿持ち込みによる電子書籍制作のみのサービスは行っておりません。

制作料金(kindle出版含む) 20万円(税別)~

電子書籍制作とは

本の完成原稿を元に、電子書籍を制作するサービスです。

電子書籍制作では、次の工程が必要です。

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  1. 校正・校閲(誤字脱字・表記ゆれ、用語の統一など)は、文字の誤植や表記の間違いを直すことが目的です。⇒外部へ委託します。
  2. 表紙は、著者のイメージを大切にし、こちらで2案提案させていただきます。
    ⇒ 商業出版業界のプロの表紙デザイナーに依頼します。
  3. 校正を反映した原稿を電子データに流し、電子書籍を実際につくります。何度も査読をし、間違えがないかを確認します。また、電子書籍化したデータをスマホやタブレットでも確認し、不備がないかの確認を繰り返します。
  4. Amazonkindleの販売ページに載せる、本の紹介となる書誌情報を作成します。
  5. 書誌情報、表紙データ、原稿データ(電子書籍化されたもの)をAmazonへアプロードし、出版手続きをします。Amazonからの品質に関わる審査が通れば、無事出版となります。
  6. 流通は、Amazon kindleをターゲットにしています。現在は、Amazonのサービス「kindleの読み放題サービス」に参加することで、読まれたページ分の印税が支払われます。これには、kindleで独占販売することが条件ですが、kindleの本が売れたときの印税率の高さや読み放題サービスによって読まれた印税で、いくばくかのキャッシュバックが見込めます。

電子書籍制作・出版に含まれるもの

編集費、校正・校閲費、表紙デザイン制作費、書誌情報作成費、電子書籍制作費、電子書籍査読費、電子出版手続き費、広告・宣伝費(ホームページやSNS、パンフレットなどで本を宣伝します。)

下記の場合は追加費用がかかります。

  • 40,000字を超える原稿データは、1万字毎に2万円アップします。
  • 原稿や表紙に含めるイラストや図版制作などはオプション対応になり、別途費用がかかります。

校正・校閲について

校正は、外部の専門家へ依頼します。第三者の目から原稿をチェックしてもらうことで、より正確な文章にしあがります。
また、事実の裏付け確認や表記の統一などにも対応します。

校正は1回のみです。

 

 

表紙制作について

でんでんむし出版は、本の表紙を大切に考えています。表紙は、その本を表現する大切なものだからです。
電子書籍の表紙には、商業出版業界で活躍するプロのデザイナーにお願いします。

2案提出してもらい、どちらかを選択します。修正希望などがあれば反映できます。
また、表紙にいれたいイラストなどがある場合は、事前に用意してください。

例1)

表紙は2案出します。プロのデザイナーにお願いしています。
下の表紙は目的によって変わります。左は、著者が表現したいものをイメージしたもの。右は、書店に並べたときなどに、人に買ってもらう衝動をおこさせる商業的要素を取り入れたもの。

この方の場合は、本を売ることを目的としていたわけではなく、自身の活動の中で活かしていくものなので、左を選択しました。どちらも素敵なので随分と迷いましたけどね。

 

 

ちなみに、自分でネットを使って出版したり、適当な自費出版社に表紙をお願いすると、こうなります。
例1の表紙を、自費出版風につくってみました。
上記の違いを見比べてみてくださいね。

本を買うとき、どちらの表紙のものを買おうと思いますか?

 

 

 

 

 

例2)

この方の本は、自伝的要素が強い体験談でした。イスラムの女性がキーになっているので、本の内容とこちらがイメージする表紙で表現したいことを伝えました。左を採用しました。

 

 

 

編集

本の制作費には、編集業務が含まれています。編集は、表紙案を考えたり、依頼したり、校正・校閲の確認や修正など、外部のスタッフの方とのやりとりや、原稿に間違えがないかの確認をくまなく行います。本を作るのに、トータルな視点で制作業務をまとめていくには欠かせない業務です。

電子書籍制作だけをうたっている出版社は、金額的にお値打ち感があるかもしれませんが、編集業務を含んでいないことがほとんどです。

また、前述した表紙作成においても、著者の本によりそった表紙になるかどうかはわかりません。

でんでんむし出版のスタンスは、「質の高い本を作ること」です。ただ、出せばいいという感覚での本作りはいたしません。

 

■(オプション)ハイブリッド出版パック(書籍小冊子同時印刷)

IMAG1982お見積もり

電子書籍出版パックのオプションとして、電子出版の内容を紙の本に刷るサービスハイブリッド出版を用意しております。

オンデマンド出版を利用しますので、1冊から印刷が可能です。なお、ハイブリッド出版では、書籍小冊子の組版代と印刷製本費がかかります。(別途お見積もり)

組み版代は、紙の本のページレイアウトを構成するもので、初めて紙の本を刷るときには必須になります。ただし、初版印刷の後、増刷をする場合は、印刷製本費のみで追加ができます。

また、電子書籍と書籍小冊子の制作を同時進行していただくとお値打ちにご提供できます。実際のお見積もりは、電子原稿が完成してからになります。

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Q&A

書籍制作時の校正・校閲チェックの確認はおまかせできるのですか?

いえ、できません。校正・校閲作業は、本にする原稿の文字の誤植や表記の間違いをチェックするものです。また、裏付け情報などによって校正側からの疑問点なども出てくるかもしれません。
著者のチェックは欠かせません。ご自身の本ですので、最後まで責任を持って、チェックされたところを確認し、修正を入れてださい。

原稿があがってから電子書籍出版が実現するまでにどれぐらいの期間がかかりますか?

1~2ヶ月と考えてください。

書籍執筆支援プログラムで原稿を書かれて出版する場合は、制作業務を執筆支援期間とダブらせて前倒しで制作を行っていきます。本の表紙制作や校正・校閲にかかる時間によっても変わってきます。

電子書籍出版を前提とした書籍執筆支援プログラムを受ける場合は、出版月を決めてから逆算してスケジュールを組んでいきますので、予定通り進めば希望月に出版できます。

原稿を持ち込んだ場合、電子書籍制作を行っていただけますか?

コンテンツを大切にした出版を考えていますので、完成原稿の持ち込みで、ただ制作を行うだけの出版は行っていません。また、既存の紙の本をスキャンして電子化するという業務も行っていません。

ただし、原稿が手元にあり、それをベースとして、本の形にしたいというのであれば大丈夫です。
こちらで、企画修正や校閲・リライトをする、あるいは、原稿を執筆支援を受けながら書き直していくという形であれば、電子書籍制作と出版をお引き受けできます。

出版後の印税はどのようになりますか?

当社は、出版のお手伝いをさせていただくことを前提としていますので、印税は著者に支払われます。
実際の出版をこちらで代行するときは、amazonで新規アカウントをこちらで取得し、出版後、お客さまに引き渡します。印税などの管理は、ご自身で行ってください。

ただし、お客さまが、自分での管理ができない、PCが苦手なのでよくわからないという場合は、こちらで有料で管理することも可能です。ご相談ください。

絵本や詩集などの図版中心の出版は行ってもらえますか?

対応できません。基本は文章主体の電子書籍出版が前提です。また、書籍執筆支援を受けられた方を対象とした制作サービスなので、対応できかねます。

ただし、書籍執筆支援を受けていて、結果として図版中心のものになる場合など、例外はあります。ご相談ください。

kindleへの出版は、自分で手続きしていきたいのですができますか?

はい、大丈夫です。kindleに出版できる原稿の状態を作り、原稿をお渡しします。制作費用から3万円値引きします。
ただし、書誌情報作成はご自身で行ってください。また、出版手続き後のAmazonとのやりとりなどは、ご自身で対応願います。また、kindleでの出版手続きの方法は、マニュアルなどを見てご自身で調べてやっていただくことになりますので、ご了承願います。

AmazonのPOD出版(プリントオンデマンド出版)には対応していないのですか?

はい、対応しておりません。電子書籍出版を中心に考えています。
電子書籍ではなく、AmazonのPOD出版をご希望の方は、業者登録をしている出版社を探して対応してください。当社では、対応予定はありません。

紙の本を印刷した場合、書店で流通されることはできますか?

できません。オプションで印刷する紙の本は、ご自身の活動で販促や宣伝のために利用する目的で使っていただくことになります。

本屋さんに本を並べるには、本を取り次ぐ会社を経由しなければなりません。予算をかけて流通させたところで、どこに何冊の本が置かれるかということはわかりませんし、自費出版の本が書店に並べられる確率はかなり低いですから、時代にそぐわないので今後も対応いたしません。

紙の本による出版流通をお求めになる場合は、ここで仕上げた原稿を、一般的な自費出版社に持ち込んで本にしてもらってください。