AmazonPOD書籍が届きました~犬と暮らして人生を豊かにするヒント~

先日、AmazonPOD(プリントオンデマンド出版)で出版された「犬と暮らして人生を豊かにするヒント~荒川典子著~」を、著者の荒川さんから献本いただきました。

本は、実質123頁。厚さは8mmです。これは、プリントオンデマンドによる印刷ですが、 全体の文字数としては3万文字ぐらいだと思います。

 

 

 

 

分量としては、電子書籍も同様で、ちょうどいいと思います。

PODによる出版は、海外の本と同じで書籍のカバーはありません。厚紙だけの表紙で、いたってシンプルです。今回、PP加工(ビニールコーティング)はされておらず、つやけしのマット紙が表紙として使われています。

 

 

自費出版色バリバリの表紙

 

この本は、執筆・編集・表紙デザインをでんでんむし出版で行っていますが、印刷されたのを見て、やはり改めて表紙は大切だと思いますね。

これを発行した会社は別の会社で、そこが出してきた表紙案は、実は、こんな感じ(⇒右図。自費出版色バリバリ出ています。ちなみに画像の作成者は私です。こんな風だったということを伝えたくて作ってみました^^;)

 

もし、このまま本になっていたら、全然見栄えがちがっていますね。

こうやってみると、表紙のデザインには、いろいろな要素が盛り込まれることがわかると思います。

 

 

最近、コンビニでも、この手のペーババックが売られていますが、日本の紙の本もこうやって簡略化されていくのかもしれません。

ただ、献本を受ける側としては、分量的にはこれぐらいの本がちょうど良いですね。

もし、これが自分が興味のないものだとしても、これぐらいの分量だったら、パラパラと読んでみようかな、と思うのです。軽いし、持ち運びができるのが良いです。

これが、一般的な商業出版で出されるしっかりとした本になると、どうしても重くなるし、読むのにちょっと気合いが要ります。結局、読まないまま、机の上に積まれていくのかもしれません。

ただ、残念ながら、でんでんむし出版は、AmazonのPODには対応していません。
電子書籍を作り、必要に応じて,紙の本として印刷をします。

紙の本は、カバーがきちんと着いた、Amazonのペーバーバックよりも、もっと上質な仕上がりになります。ただ、印刷はオンデマンド印刷で少部数から対応できますから、多大なコストがかかるというわけではありません。

しかし、一昔前ならば、自費出版で何百万とかけて本を出版し、立派な本ができたけれども在庫の山で、一定期間が過ぎるとその在庫が山のように帰ってくるというのが一般的でした。が、Amazonのおかげで、本は電子書籍としてペーパーレス化できますし、紙の本にしたければ、PODを使えばいいよ、なんてシステムとして提供してくれるので、個人の出版がとても楽になりました。

だからこそ、もっと出版を身近に考えて、どんどの情報発信できると良いですね。

 

 

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投稿者プロフィール

sobaco
sobaco出版コンサルタント・テクニカルライター
でんでんむし出版代表 傍嶋恵子(そばじまけいこ)
1997年より、パソコン普及期に必要とされたパソコン解説書を、テクニカルライターとして13年間にわたって約60冊執筆。豊富なライティングと書籍企画経験や実績を生かして、2013年、電子書籍出版を支援する「でんでんむし出版」を設立。セルフパブリッシングを支援。また、電子書籍の普及による出版事情を考慮し、「本を書く」ということを寛容に捕らえて、現代のおける人々の情報発信の重要性に目を向けるている。「本を書く」というと、多く出版社は「本を作る」ことに焦点を置く。が、コンテンツの指導ができない出版社が多いなか、本の内容に対して指導をし、優良なコンテンツを作り上げるところを強みとしている。

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