最新ブラウザで読める電子書籍小冊子

こんにちは。もう6月も下旬に入りました。日々暑さが増しています。でんでんむし出版の傍嶋です。

さて、本日は、紹介が遅くなりましたが、電子書籍小冊子のお話。

PDFに代わる!?電子書籍小冊子

今、サイトで無料レポートや資料といったものを、PDF形式のファイルで配布しているところがよくあります。

PDFファイルの良いところは、端末を選ばずに読めるところ。一方で、レイアウトが固定なので、PCのようにある程度の大きさがある画面ならばともかく、スマホやタブレットなどの小さな画面では、拡大しなければ読みにくいという欠点があります。

もっとも、PDFファイルはが登場したのは、スマホなどが普及するもっと前ですから、当時は、そんなこと考えていなかったでしょうね。

で、PDFの文字が小さいと、より小さな端末では読みにくく、読むのにストレスがかかることがあります。特に、老眼が入ってきている中高年以降というのは、もう文字は大きいものに限る、という思いではないでしょうか。

で、そういった読み物系をスマホやタブレットでも読みやすくするのが、電子書籍です。

電子書籍は、リフロー型と呼ばれる文字中心のものならば、画面の文字サイズを変更して読むことができるので、とても読みやすい。

無料で配布するPDFレポートだって、電子書籍で配布したらもっと読者にやさいいのに、と感じます。

ただ、電子書籍形式で配布すると、今度は、それを読むリーダーが必要になります。

で、これが普及していないので、電子書籍の活用も増えないのだなと感じていますね。

Windwos10のMSEdgeで普通の読める電子書籍

一般的な電子書籍は、E-PUBというファイル形式が普及しています。が、これを読むには、E-PUBリーダーが必要です。E-PUBリーダーといっても、複数あり、ソフトによって表示のされ方が違ったりするし、多くの人は、まだまだ電子書籍に対してよくわかっていないので、なかなか普及しないのかもしれません。

ただ、これからは、確実に普及します。

なぜならば、E-PUBファイルが、Windows10の最新アップデート(2017年4月)によって、MicrosoftEdge(IEの代わるブラウザ)で普通に読めるようになったからです。

ブラウザで電子書籍が読めることはとても画期的なことで、これならば、読み手は煩わしい思いをすることなく、本を読み始めることができます。

しばらくしたらWindows10ももっと一般的になりますから、電子書籍という媒体の活用は増えてくるように思いますね。

今は、前述したE-PUBファイルを読むにはリーダーのインストールが必要ですが、これからは、「電子書籍形式の小冊子」というのはありだと思います。

電子書籍小冊子制作サービス開始予定

そこで、先日こんな小冊子作りのお手伝いをしました。(図の上のCは意味はありません^^;)


若手のやり手社長が書いた原稿を、編集・リライトして、小冊子化。PDFファイル、電子書籍として提供。

電子書籍は、Windows10バージョンとそれ以外のバージョンや他のOS向けでの読み方マニュアルをサービスで作っています。

また、表紙も、無料配布の小冊子とはいえ、こだわっています。

電子出版しても良い内容ですが、販促で配布する小冊子と、電子出版して不特定多数の人に無料で提供する内容では、テーマは同じでも、構成やアプローチが違ってきますね。

元になる原稿があれば、最適な形に編集します。

このサービスは、今後展開していきます。現在、案内を作成中なり。

ちなみに、WindowsEdgeで中身をみるとこんな感じ。
ダブルクリックで電子書籍が開く。良いですね!

 

 

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投稿者プロフィール

sobaco
sobaco出版コンサルタント・テクニカルライター
でんでんむし出版代表 傍嶋恵子(そばじまけいこ)
1997年より、パソコン普及期に必要とされたパソコン解説書を、テクニカルライターとして13年間にわたって約60冊執筆。豊富なライティングと書籍企画経験や実績を生かして、2013年、電子書籍出版を支援する「でんでんむし出版」を設立。セルフパブリッシングを支援。また、電子書籍の普及による出版事情を考慮し、「本を書く」ということを寛容に捕らえて、現代のおける人々の情報発信の重要性に目を向けるている。「本を書く」というと、多く出版社は「本を作る」ことに焦点を置く。が、コンテンツの指導ができない出版社が多いなか、本の内容に対して指導をし、優良なコンテンツを作り上げるところを強みとしている。

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