限りなくお金をかけずに作れる電子書籍の現実!?

こんにちは。あなたのいつかを実現する出版ナビゲーター、SOBACOです。

今日は、ちょっと電子出版の現実についてお話しましょう。

電子出版が普及してから、KDP(kindle direct publishing)などを利用して、今では気軽に、自分で電子書籍を出すことができます。

少なからず出版の知識がある人にとってはハードルはそれほど高くありませんが、まったく出版の世界を知らないとちょっと大変かもしれません。

というのは、本は一人では作れないというところがネックなのです。

一般的に本を出版するとき、。

「企画」→「原稿を書く」→「編集」→「ページデザイン(DTP)・校正」→「表紙作成」→「印刷」→「完成」

という流れでいきます。ここには、それぞれ人が関わります。

著者に、編集者、デザイナー、DTPオペレーター、校正者、印刷屋、など。最低でも、6人ぐらい?

電子書籍は、それをすべて一人でやるシステムなのです。

もちろん、電子書籍はテキスト主体(そうでないのもありますが)なので、DTPは不要ですし、とりあえず印刷も不要。必要人数も従来の出版よりはかかりません。

で、まあ、電子書籍の表紙テンプレートなどは、ネットから探すことができるでしょうし、そこそこPC作業に慣れているかたならば、それほど苦痛なことではないかもしれませんね。

ですから、限りなくお金をかけずにやることは十分に可能ですが、実際にやってみると、時間と労力がかかるのと、ある程度の妥協しなければならないのは必須です。

多くの人は、「簡単簡単」とやってみたりするのですが、何事も、一つの作品を作るということは、丁寧な作業は欠かせませんから。

文章1つにしても、ちゃんと校正を入れたいですね。

想像以上に手間がかかる、ということはあるでしょうね。

 

私は、本は、世の中に記録として残っていくものなので、やはり、最低限の本のとしての質は維持することは大切だと思います。

本を開いたら、読みにくい文章、そして、独りよがりで自己満足な内容、おまけに、誤字脱字、表記の統一がされていないなどがあっては、お金を出して買ってくれた人に対して失礼です。

たとえ無料配信したとしても、「あ~あ」という感じですよね。

書店に並んでいる本のように、手にとって、ざっと中身を見てから購入することができない電子書籍は、時に、「買って損をした」となりかねません。

すると、本の評価を落とすことになり、そういった評価は、レビューとしてずっと残り続けますから、慎重になるに越したことはありません。

 

今となっては、電子書籍もいろいろな形があります。粗製濫造された電子書籍や、内容とそぐわない高価な書籍とかいろいろ。

インディーズ作家が増えているから当然なのですが、それが、有名な作家さんの作品と同等なレベルで書店に並んでいるというのが、電子書籍の世界です。

 

私が以前、1,200円も出して買った電子書籍は、内容の分量も少なくて、完全にタイトル負けをしていました。読後、ものすごく腹立たしく思ったことがあります。

逆に、「え?こんなんで本として出していいの?」と思うような、レポート3枚分ぐらいの本もありました。

たとえ99円だとしても、お金を支払って得る情報がいい加減なのは気持ちよくありません。

また、文章も、ブログに書いてあるような幼稚な文章や顔文字の多用であったりと、もう何でもありの世界なんだな、と思っちゃいました。

下を見たらキリがありませんけどね。

自分で電子出版する場合は、お金を出して買う読者の気持ちを是非研究してください。

 

ただ私は、そういった質の面において、餅屋は餅屋で、校正やデザインなど、専門家の力を借りて、質の高い本を作ることを心がけています。

だから、でんでんむし出版は、原稿をもらってただ作って、というのは基本的に受けません。

ご相談には乗れますけどね。

 

本を出版する以上、世の中の人々に喜ばれ、お金を払った価値があるものにしたいですね。だからこそ、コンテンツを大切にしていきたいという思いもあります。

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投稿者プロフィール

sobaco
sobaco出版コンサルタント・テクニカルライター
でんでんむし出版代表 傍嶋恵子(そばじまけいこ)
1997年より、パソコン普及期に必要とされたパソコン解説書を、テクニカルライターとして13年間にわたって約60冊執筆。豊富なライティングと書籍企画経験や実績を生かして、2013年、電子書籍出版を支援する「でんでんむし出版」を設立。セルフパブリッシングを支援。また、電子書籍の普及による出版事情を考慮し、「本を書く」ということを寛容に捕らえて、現代のおける人々の情報発信の重要性に目を向けるている。「本を書く」というと、多く出版社は「本を作る」ことに焦点を置く。が、コンテンツの指導ができない出版社が多いなか、本の内容に対して指導をし、優良なコンテンツを作り上げるところを強みとしている。

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