電子書籍出版では本を3か月で書く!
人は、3か月で一通りの細胞分裂がされ、細胞が新しく生まれ変わるということを聞いたことがあります。
3か月が本当かどうかはわかりませんが、私たちの思考は常に変化し、確かに今考えていることも3か月後には違う考えに改まっているかもしれません。
こんばんは。GWはいかがお過ごしですか?
電子書籍出版ナビゲータ、傍嶋恵子です。
ゼロから始めて電子書籍出版は半年、執筆は3か月を目途に!
電子書籍の出版をゼロから始めた場合、私の考え方ではだいたい半年を目途に出版を考えます。
ゼロというのは、まさしく”0”! 企画も何もない状態から、著者のテーマを引き出し、掘り下げながら指導をすることを指します。
だいたい、企画をまとめるのに1か月~1か月半。
執筆するのに、3ヶ月。
出版までに1か月半。
だいたい上記のような目安を持っています。
で、実際の執筆部分ですが、ここはガっと集中して3か月ぐらいで仕上げてもらうことを著者の方にお願いしています。
なぜならば、冒頭で触れたように、企画を練ってから3か月ぐらいたつと、思考にちょっとした変化が出てきてしまうからです。
人は常に変化し成長するから鮮度を保つのが大事!
企画が出来てから時間がたってしまうと、企画を練っていた段階で考えていたことが、だんだんと違ってきてしまい、執筆に行き詰まってしまうことがよくあります。
あるいは、仕事が忙しい、書いている時間がないというように時間が経過してしまうと、せっかくの企画も、いざ書こうとしたときに、「やっぱり違う本を書こうかな」と考えてしまったり、練り込んだ企画なのに、自分の中でしっくりとこなくなってしまうことがあるのです。
実際に、「本を書く」と意気込んで始めたはいいが、執筆の段階で、忙しくなった、書いている時間がなくなった、コンサルの日程調整ができないという状況で、そのまま執筆をしなくなって、書けずじまいの人も何人かの方がいるのです。
また、企画をやっぱり変える、といって、ころころと定まらなくなることもあります。
結局、自分の環境が変わってくるために、書きたいことも発信したいことも変化してきてしまうのですね。
良い企画なのにもったいないな、と思うことも多いのですが、結局は、本人が執筆することにコミットができなければ、そのまま本は仕上げられなくなってしまうのですね。
それで、中断してしまい、再開しようと思っても、機会が作れなかったり、書きたいことが変わってしまったりして、そのまま本を完成させられないのです。
本の執筆は優先順位を高くして!
ただ、これは、本を書くことに慣れている私にも同じことが言えます。
結局、書くことを決めたら、本業の仕事を抑えてでも、書くべきなんです。
それぐらい集中して書くことで、練り込んだ企画も新鮮度を保ったまま形になります。
ちなみに私は、過去にライター業を生業としていたとき、1年に7冊の本を出版したことがあります。
だいたい1か月1冊ぐらいの感覚で書いていました。
そして、少なくても1年4冊~5冊は書いている時期が何年か続きました。
とくに、IT分野の本を執筆していましたから、IT技術の進化に合わせて本を出版しなければならなかったのです。
ですから、とにかくお尻をたたかれて執筆していたという状況。ページ数は、紙の本ですから、200ページから250ページぐらいが適当。多いときには、350ページという分量のものも書きました。
また、技術を調べながら、書きながら勉強して仕上げる、みたいなペースでしたよ。
まあそれもあって、短時間で書くことが身に付きました。
そこまではいかなくても、短期間で書くことの良いところは、やはり、
「旬」を保てる
ことなのです。
そして、本を書く「旬」は、自分が書こう、と思い立った時とき。
電子書籍は、ミニコンテンツ出版でOKなので、初めて書くときは、3か月ぐらいでガッツリと書いていきましょう。
選択は自由!だけど本を書いた後の世界にワクワクしたい★
そして、最後に忘れないでください。
人は死ぬまで成長を続けます。だから、”今このとき”、を逃すと、次にそれがいつくるかはわからないものです。
ましてや本を書く機会などは次にいつくるか。
本を書かなくてももちろん人生問題ありません。
しかし、本を書いたら、想像を超える自分と出会えることもまた確かなことなのです。
こういったチャンスを得たとき、チャンスを人生の中で活かすかどうか。
選択は自由ですけどね。
だから、本を書くときは、書くことの優先順位を高くして出版までこぎつけるととをお勧めします!
あ、そうだ、最後に付け加えておきますが、上記の出版目安は、私の出版コンサルティングを受講している場合です。
投稿者プロフィール
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でんでんむし出版代表 傍嶋恵子(そばじまけいこ)
1997年より、パソコン普及期に必要とされたパソコン解説書を、テクニカルライターとして13年間にわたって約60冊執筆。豊富なライティングと書籍企画経験や実績を生かして、2013年、電子書籍出版を支援する「でんでんむし出版」を設立。セルフパブリッシングを支援。また、電子書籍の普及による出版事情を考慮し、「本を書く」ということを寛容に捕らえて、現代のおける人々の情報発信の重要性に目を向けるている。「本を書く」というと、多く出版社は「本を作る」ことに焦点を置く。が、コンテンツの指導ができない出版社が多いなか、本の内容に対して指導をし、優良なコンテンツを作り上げるところを強みとしている。
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