本を書くことは自分へのギフト

あなたは仕事に達成感を得ていますか?

おはようございます。あなたのいつかを実現する出版ナビゲーターの傍嶋恵子です。

 

私は、今でこそ独立していますけれども、20代のときは10年ぐらい会社員をしていました。

当時にしては珍しいほとんどが女性ばかりの会社でした。

もともとリーダータイプの私は、早いうちに人をまとめる立場になり、女性マネージャーという立ち位置で仕事をこなしていました。

こうやって書くとカッコいいですが、今の時代ほど女性が認められていた時代ではありません。

まだ時代も景気が良かったほうなので、今に比べたら平和でしたね、とても。

そんな中、私は、仕事をしてもいつも物足りなさを感じていました。

それは、「達成感が得られない」日々だったのです。

もちろん日々の仕事における小さな達成感はありましたが、リーダーとして人をまとめたり、スタッフの相談に乗ったりして信頼を得ていたことはあっても、

「で?」

みたいな感覚がいつも残っていました。

「もっと仕事をしたという実感が欲しい~~~!!!」

と、心が叫んでいました。

仕事をしたという実感を得た!

そして、自分が本当にやりたいことは何かともがき、ようやくたどり着いたチャンスが、「本を書く」というチャレンジ。

かなり話は割愛しますが、とにかく、本を書いて出版されたときに答えがでました。

「私は、こういう仕事がしたかったんだ」と。

どういうことかというと、本を書いたとき、

「自分がやった仕事の結果が目に見える、そして書き上げた後の達成感が半端じゃない」

ことにものすごく感動を覚えたのです。

私は、これは何ものにも変えられない素晴らしいことだと思いました。

クリエイターの方はこの感覚は理解できると思います。

多分私は、「本を書く仕事をすれば、自分のやった仕事の結果がすべて残る」ところに快感を覚えて、ライターの仕事を続けたと思うのです。

そして13年近くそれに魅了され本を書いてきたのです。

もっとも最後は感動は薄れていましたけどね(^^ゞ

本は自分のテーマが目に見える形になって残っていく、自分への素晴らしいギフトである

自分の仕事の結果が目に見える形になり、1つにまとまっている。

そしてそれが多くの読者の手に渡り、読者に喜んでもらえる。

「仕事をしたという実感が得られて、それに対して反応をもらえる」

それが本なのですね。

だから、本を書くことは、自分の意識を目に見える形にすることなので、自己承認にもなるのですよね。

何か1つ区切りをつけたいとき、次の道を模索するときなどに、自分を振り返って言葉にして書き起こし、それを形にして残すために本を書くのもおすすめです。

 

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投稿者プロフィール

sobaco
sobaco出版コンサルタント・テクニカルライター
でんでんむし出版代表 傍嶋恵子(そばじまけいこ)
1997年より、パソコン普及期に必要とされたパソコン解説書を、テクニカルライターとして13年間にわたって約60冊執筆。豊富なライティングと書籍企画経験や実績を生かして、2013年、電子書籍出版を支援する「でんでんむし出版」を設立。セルフパブリッシングを支援。また、電子書籍の普及による出版事情を考慮し、「本を書く」ということを寛容に捕らえて、現代のおける人々の情報発信の重要性に目を向けるている。「本を書く」というと、多く出版社は「本を作る」ことに焦点を置く。が、コンテンツの指導ができない出版社が多いなか、本の内容に対して指導をし、優良なコンテンツを作り上げるところを強みとしている。

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